野田一夫先生の赤坂の事務所を訪問。パソナの南部靖之代表、藤末健三参議院議員、日本学術会議の黒川清会長

夕刻、東京赤坂の野田一夫先生の事務所を訪問した。短い時間だったがパソナの南部靖之代表、藤末健三参議院議員、経済産業新報の高橋成知社長、日本学術会議黒川清会長らと会った。


若い藤末議員(民主党)によると、明日の日経新聞民主党憲法と外交の2つの問題で割れるかもしれないという記事が出るだろうとのこと。


藤末議員主宰の「新ビジネス創出セミナー・ベンチャー分科会」という会合に飛び入りで参加してみた。講師は日本学術会議の黒川会長で、大変刺激的な内容だった。出席メンバーは17名で、大半はベンチャー企業の若い経営者。


2050年に世界の人口は90億人でピーク。その後は減る。

日本人はこの100年僥倖に恵まれ成功したが自分の頭を使って考えたことはない。

現状認識、歴史認識、世界認識

70年サイクルでアップとダウン

  明治維新から日露戦争勝利まで35年、それから敗戦まで35年

  1950+35=1985 1985+35=2020

竹島問題とバルチック艦隊。ウルンド島。竹島(中川という漁師)

日本は知の鎖国状況。遣唐使以来外国との交流はない

ベルシェーフの理論(偏差値)から外れたロティカーブに革命者はある


4つの疑問を考えよ

・過去6年間、日本では自殺者が大きく増えた。2.5万人から3.2万人。40−60代の男性が大幅に増加。なぜか?

・過労死という日本独特の言葉がある。そんなに仕事をしたいのか?

天下りという言葉はおかしくないか?public servant。サラリーマンは能力がダメになってしまっている

・「あなた」という言葉は日本いはたくさんあるが、これはなぜか?

リスクをとらない人に発言をする資格はない

出すぎた杭は打たれない、ただし足元は気をつけろ


リーダーの5つの条件

・ビジョン(歴史観、世界観に裏打ちされた)

・知的能力

・体力

・伝える能力

・ゆるぎない信念


経歴、話し方、内容とも、このような人物が学術会議のトップに座っていることに驚きと感銘を覚えた。