市民パビリオン(愛知万博・瀬戸会場)で講演

110時半から11時半、市民パビリオンで講演45分、質疑15分。「図解思考であなたの人生は確実に変わる」

笑い声もあり予想よりも楽しくつとめを果たした。

13時半からは、NPO知研の顧問でもある日本総研寺島実郎字理事長。寺島さんは世界潮流の話。

寺島さんは、直前に来て、終了後は豊橋と大阪へ。先週はアメリカとのことだった。体(経済)は大中華圏・アジアに依存しているが頭(政治・情報)

はまだアメリカ頼りという日本のいびつな姿が目に焼きついた。表日本と裏日本の逆転。


瀬戸愛知館。森の鼓動と呼吸ーーかつてない自然発見の場。博覧会終了後恒久部分は「里山学びと交流の森」に。仮説部分の外壁や床に

使用した木材は、下山村の新設の小学校で再利用。シアター空間「森の劇場」、移植された20メートルの「コナラの木」。

ノンフィクション作家の山根一真さんがプロデュース。


瀬戸日本館。「群読 叙事詩劇」である「一粒の種」が圧巻だった。「自然とともに生きる日本人の知恵・技・こころ」から生まれた言葉の数々を、15分間の

上演時間に凝縮。「伝統としての日本人」という言葉が響いた。劇場は真ん中の丸い舞台を観客席が囲んでいる。

数十人の若い男女が一人で、あるいは集団で、そして全員で日本人の生んだ言葉の数々を口にする。

15分という短い時間とは思えないほどの濃い時間が流れる。

興奮が冷めやらぬ次の間は、「光と風の庭」。ここでもモチーフは日本である。紅葉、独楽、唐傘、焼き物、自然など日本独特の美しい

映像が次々と現れては消えていく。

この館は、日本の自然と風土、そしてその中で育まれた日本人の精神を考えさせる。


NPO知的生産の技術研究会の加藤さん、熊倉さん、八木会長らと写真を撮って帰る。