野村ノート

古希を迎えた野村克也監督が50年以上の歳月をかけて学んだものを記した本を読み始めた。オビは「楽天再生のカギはここにある!」。読み終えるのが楽しみだ。


「はじめに」で監督の5原則をあげている。

・仕事を通じて人間形成、人格形成をする

・人生論が確立されていないかぎりいい仕事はできない

・目(目のつけどころ)・頭(考えろ、工夫しろ)・感性(感じる心)

・コツ・ツボ・注意点(意識させる)が重要

・無形の力をつけよ


・目次から興味を持った項目を以下あげてみる。

教育こそ監督に求められる第一の使命。心が変われば人生が変わる。指揮官の最初の仕事は戦力分析にある。才能は学から生まれる。中心なき組織は機能しない。エースと4番は育てられない。足と肩にスランプなし。指揮官の重要な仕事はひとづくりである。監督は「気づかせ屋」でなくてはならない。チームづくりの終着は「まとまり」。士は己を知る者のために死す。人間学のないリーダーに資格なし。