月刊「ビジネス・データ」に「時間感覚」というテーマで執筆

 成果を挙げ続けるビジネスマン、高い業績レベルを継続している研究者、速いテンポで政策を仕掛ける行政マン、ベストセラーを連発する優れた編集者、殺人的なスケジュールをこなし続ける政治家などを何人も見てきた。彼らには、能力、個性、体力、知力、人脈などそれぞれに固有の資源があることは明らかだが、共通のものもあると感じる。それは時間感覚というようなものだ。

 



  (中略)




 地位に関係なく、こういったことを心がけている人はいずれ組織を動かすことができるようになる。それは、この習慣と訓練を続けることによって時間感覚が磨き込まれていくからだ。

時間感覚は、リーダーを目指す人がまず最初に身につけるべき能力である。