ある日曜日の風景

日経朝刊の文化欄は私のお気に入りの紙面である。

今月の「私の履歴書」はゴルフの帝王・ジャック・ニクラウスであるが、本日は「理想のコース」だった。英国セントアンドリュース、米国オーガスタ・ナショナル、ペブルビーチ、パインハースト・ンバー2などがあがっている。小説は渡辺純一の「愛の流刑地」の後を受けた堺屋太一の「世界を創った男・チンギスハン」の少年時代が興味深い。また作家・恩田陸の「書庫のある家に住みたい」も共感を持って読んだ。書庫付きマンションを夢想するエッセイで、壁面全てが作りつけの書棚になっているマンション、書庫付きマンション、書店付きの家、「そういうものに私は住みたい」と書いている。


6時半頃、大学生の息子が帰ってくる。昨日は仙台市内のライブハウスでライブ演奏をして、その後友人たちと遊んでいたらしい。


朝7時半からのフジテレビ「報道2001」、9時からのNHK「日曜討論」、10時からの「サンデープロジェクト」を見るコースが平穏な日曜日のスケジュールだが、9時半頃から妻と散歩に出た。


まず家の周辺を愛犬チョコラと散歩する。チョコラも6歳になり中年化してきた。ドッグ・イヤーといように犬の時間は過ぎ去るのが速い。このところ寒かったので散歩を控えている間に周りに家が随分と建築中になっていて驚いた。

次に徒歩15分ほどの県立図書館まで歩き、久しぶりに静謐な雰囲気を味わう。

それから少し歩いてボーダーフォンの店に寄って注文していた携帯電話の部品をピックアップ。

次に金港堂という書店で「駱駝」という雑誌を買う。海外ロングステイや南九州の特集に興味。

12時になったので、図書館で勉強している長女を呼び出し3人でうどんを食べる。私は明太子とバター風味のうどんという変わった趣向の品を注文したが、案外うまかった。そして本格的な雨の中を自宅に戻る。

これで万歩計は1万歩を超えた。


午後は、まず、昨年買った電動マッサージ器にかかりながら「新婚さん!いらっしゃい」や児玉清のクイズ番組を見ながらウトウトする。


その後、「原阿佐緒自伝・黒い絵具」を読みながらお風呂に浸かる。気がついたら1時間半経っていた。


テレビをつけるとハワイのコオリナゴルフクラブで米女子ゴルフの第2戦が行われていた。韓国勢が強い。藍ちゃんやさくらの活躍を楽しむ。このコースは3月に休暇をとってチャレンジするコースなので服装などをチェックする。


東京往復2回など昨日まではハードスケジュールだったので、今日は休養中心という時間の過ごし方になったが、夕食後はいくつか仕事を片づける予定。