大学がもっともカラフルになる日−−−−卒業式

卒業式の日は、女子学生の服装のおかげで大学がもっともカラフルになる日だ。賑やかで和やかな雰囲気に溢れたキャンパスになる。


開学以来丸9年経って、今回で6回目の学部卒業式で、大学院は4回目。今回309人の卒業生が世の中に出るが、累積では1814名にのぼる。既にそれぞれの方面で活躍が始まっている。

馬渡学長は、近年の行き過ぎの資本主義の方向に対して、所得は世の中への寄与の対価として得るもので、一方的に利得を得ることは好ましくなく、それは互恵的なものであると強調した。

村井知事は、師である松下幸之助さんの「悲観からは何も生れない」を引用し、希望を持てと述べた。


毎回の事ながら、卒業式は厳粛な気持ちになる。


謝恩会は大学の近くの仙台ロイヤルパークホテルで、学生たちと最後のお別れが賑やかに行われた。


男子はスーツ姿だが、私のゼミの2人の女子留学生は、チャイナドレス姿だった。真紅のドレスと純白のドレスと、二人並ぶと紅白の一対のように見えた。


皆の幸せな人生行路を願わずにはいられない。