「談志」老いたり

連休明けの月曜日。午前中の学部ゼミ、午後の2つの講義を終えて、夜は電力ホールで開催された「立川談志独演会」を聞く。会場は満員だった。しかし体調不良もあったのだろうが、冴えない高座となった。

体形、顔つき、声量、ネタ、、、。落語会の革命児も1936年生まれとあるからいつの間にか70歳になっており、「精神と肉体のアンバランス」「精神が肉体を引っ張りあげている状態」と語っていたが本音なのだろう。覇気を感じられなかった。

昨年は小朝、三枝、文珍などの勢いのある落語を聞いているから、その落差にとまどう。

絶頂期の談志の芸を聞いておくべきだったなあ。