教授たちの教育能力開発のための研修会

大学ではFaculty Development(FD)という教授たちを対象とした研修会がある。FDは教育についての能力開発という意味である。私の勤務する大学でも今年で3度目になる全学FDの真最中である。


全体会と共通教育部会で丸一日。

各学部と大学院で一日、3学部あるので計3日。


全体部会では、第一部は大学評価・学位授与機構荻上紘一教授による「これからの特色ある大学教育のあり方」というテーマの講演。荻上先生は、東京都立大学総長を経て公立大学協会会長を歴任された方。私は座長をつとめた。

公立大学は国立大学とくらべて文部行政に関する情報収集力とプレゼンテーション力が弱い。大学の目的の明確化を。認証機関評価は教育の視点からの評価で質の保証と改善とその公開が重要。現代GP・特色GPなどは申請することによる効果が大きい。組織としての教育力向上のための教員組織の変更(教授・准教授・助教)、役割分担・連絡体制・責任の所在。、、、。

第二部は、東北大学大学院教育情報学研究科の三石助教授による「e-leraning」というテーマの講演。


午後の共通教育部会は、「リメディアル教育」「導入科目」「外国語教育」「情報リテラシー教育」についてそれぞれの担当教員によりプレゼンテーションがあり、討論を行った。



9日は事業構想学部部会と事業構想学研究科の部会がある。