1962年生まれのニコラス・ヴァニエ監督の映画を観た。カナディアンロッキーのユーコン準州の世界遺産のあるクルアネ国立公園のある北極圏原生林が舞台である。最後の狩人、ノーマン・ウィンターの物語。
7頭の犬・夏はカヌー・冬は犬ぞり・トナカイ・熊・鮭・カヌー・マイナス40度・オーロラ・木々の葉音・テン・ビーバー・オオカミ・夕焼け・山小屋・大きく過酷な自然
「私の幸福は自然との関係の中にある」
「死ぬということは、命を受け渡していくということだ」
「狩人の役目は、狩りを通じて生態系を調整し、自然界の調和を保つことだ」
この映画はフィクションとなっているが、全て皆ドキュメントである。このフランス映画は、ハスキー犬ブームを巻き起こし、カナダへの旅行者の増という社会現象を引き起こしたそうだ。とても印象的な映画だった。