東北地区大学図書館協議会総会

東北地区図書館協議会は、国立・公立・私立の大学の図書館長で構成する組織である。国立15館、公立12館、私立34館の、計61館で構成されている。国公私が一緒になっている会は珍しい。総会は61回目というから随分と歴史がある協議会だ。


今年は仙この総会が仙台で行われたが、宮城大学が当番校となっていたので、総合情報センター長(図書館長)の私の仕事も、開会の挨拶、全体会の議長、公立大学部会の司会、閉会の挨拶、懇親会の中締め、と多かった。


全体会では、報告事項8件。協議事項は事業計画、予算案、来年度当番館、合同研修会、学術奨励規程改正、表彰規程などが議題となった。また3つの部会では、学術奨励規程改正や表彰規程を中心に議論された。


公立大学部会での議論は、各県の公立大学の現状や課題、独立行政法人化後の実態、厳しい予算状況の中での図書館のあり方などの情報交換があり、平成21年4月に独法化する予定の宮城大学には参考になった。


懇親会には宮城大学の馬渡学長も出席されて、協議会常任幹事館で東北大学図書館の野家館長、議長団を構成した宮城教育大学の青木館長、東北学院大学の佐藤館長、そして次期当番館の岩手県立大学の細江センター長らも交えたテーブルで話が弾んだ。


こういった会では他大学の情報が入るのがありがたい。