宮里藍ちゃんをギャラリーとして追っかけ(ダンロップオープン女子)

利府ゴルフ倶楽部(宮城県)で行われている第34回宮城テレビ杯・ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント(優勝賞金1080万円・副賞トヨタ・ラッシュ)をゴルフの師匠の富田さんと一緒にギャラリーとして観戦してきた。


目標はもちろんファンである宮里藍ちゃんのプレーである。アメリカツアー中心で、時々日本に帰って来るので、この宮城テレビ杯しか見れないといってもいいのでよかった。一挙手一投足に多くの人の目が注がれているから、スターは大変だと同情心もわく。

午後に到着して10番のティーグラウンドにに行くと丁度藍ちゃんの組が入ってくるところでラッキーだった。ブルー系のツートンカラーとサングラス姿。藍ちゃんは第1打を左ラフに入れて、2打は木が邪魔してグリーンまで届かない。3打の30ヤードのアプローチもグリーンから外れて近くまでは寄らない。4打でもホールから少し距離が残った。パットは上からゆっくり慎重に打ったがはずれる。その返しを入れて、なんとダブルボギー(6)となって驚いた。つまりほとんど全てのショットをミスしたということになる。藍ちゃんの不調の珍しいシーンを目撃したことになる。


その後、11番から17番目でバーディのチャンスは多々あったが、パットを外してすべてパー。最後の18番のパー5は、第一打を260ヤードほど飛ばし、第二打でグリーン近くまで持ってきて、第三打のオンで少し距離を残したが、第4打を何とか入れて、バーディで終了する。本人もそうだが、大勢のギャラリーにもほっとした雰囲気が流れる。


一緒に回った初日上位の坂東貴代はずっと安定したゴルフを展開していたが、最後の方にやや乱れが出て3アンダー。もう一人の渡辺聖衣子も最後に乱れて1オーバー。一時5打差まで開いたが、結局は藍ちゃんは首位と2打差の2位タイとなって、明日の最終日に望みをつないだ。多分、宮里藍の優勝となるだろう。


坂東、渡辺のドライバーは220ヤード程度だが、藍ちゃんは小柄なのに勢いが違って260ヤードほど飛ぶ。二人を30−40ヤードほとんど引き離していたのが印象的だった。また、日本のツアーでは女子はパーが中心で、バーディというのはあまり出ないものだと感じた。


ギャラリーは初日の昨日は3000人ほどだったらしいが、今日は8000人くらいか。明日の最終日は日曜日だからもっと多くなるだろう。他にも大山志保(2006年賞金ランク1位)、福島晃子(優勝回数17回)、横峯さくら(2005年優勝)など人気のある選手がいたが、この組が一番多かった。


ゴルフトーナメントのギャラリー体験は初めてだったが、富田さんの解説付きだからプロの打ち方や特徴などがよく理解できたし、天気もよく、追っかけたのがスター選手だったから、楽しい時間を過ごすことができた。

(プロの技術については、富田さんがコメントを寄せてくれるでしょうから、それをご覧下さい)