大学認証評価機関による大学評価の説明会に参加

平成15年度に改正された学校教育法では、わが国の全大学に対し文部科学大臣の認証する評価機関による定期的な評価(7年に1回)を義務化している。宮城大学も来年度に大学基準協会の「認証評価」を受けることになっている。現在このための準備が全学で行われているが、認証評価機関である財団法人大学基準協会の担当者の説明会が催された。3つの学部から多くの参加者があった。


ここ数年、大学の理念や人材育成目標、学部の教育目標や具体的な輩出人材イメージの設定などを行ってきたり、大学院改組にあたっての考え方の整理、そして「自己点検」の実施や、全学での教員の研修を実施したりして、意識的に学内整備と考え方の整理を積み上げてきたが、その延長線上にこの認証評価を受けることができるようなので違和感はなかった。


担当者から、認証評価が行われるようになった経緯と意義、評価項目、評価基準などを詳しく丁寧に説明してもらったので、やるべきことが明確になったし、この認証評価が平成21年4月に予定されている独立行政法人化にあたっての中期目標を定めるための準備になることもわかり、認証評価を受けるタイミングはいい。


私の所管である総合情報センター(図書館と情報ネットワーク)に関しては、方針や目標、具体的な解決の方向などを設定し、この半年間問題解決に向って活動してきたので、それをそのまま活用できるとの印象を持った。