行政機関での講演は貴重な現場体験----大崎市・最高裁・人事院・市町村職員中央研修所

行政機関からの講演依頼が多くなってきた。

こういう講演は、それぞれの行政機関が抱えている課題や問題、実態がわかるので、私にとっても貴重な現場体験になっている。


11月からは、行政改革推進委員会の会長を拝命している宮城県大崎市で2ケ月で6回の講演を頼まれている。今年度1市(古川市)6町が合併したこの市の職員は1400名という規模になったが、古川、岩出山鹿島台の3箇所で2回づつ、全職員を対象に予定している。せっかくの機会なので、行革に直結するアウトプットが目に見える形ででる大型の仕掛けを考えている。


12月は、最高裁判所で講演をする予定。数年前から定期的に通っているが、今年も皇居の近くに建つ荘重な雰囲気の最高裁にでかける。司法の分野も裁判員制度の導入など悩みは深い。


また、最近、人事院から講演の依頼があり12月に出向くことになった。人事院(東京・青山)は公務員の採用、給与、退職などの身分にかかわる仕事をする役所である。人事院勧告による給与水準の議論は毎年話題になる。こういう役所は何を問題と考えているかがわかるので楽しみだ。


年明けには、10月に引き続いて千葉県にある市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)にも出かける。10月は財政部門の担当者が対象だったが、今度は企画部門の全国の市町村職員が相手である。市町村という行政現場の最前線の職員との接触もまた楽しみの一つだ。