図解の技術を学ぶ「インターネット図解講座」を開講

10数年前東京でビジネスマンを対象に都内の場所を借りて「図解塾」を開いていた。平日の夜に月2回程度の開講だったが、様々な業界の人が集まり10数人の塾生が図解の技術を学んだ。面白い図が多かったのでこのときの図解を材料にダイヤモンド社から本も出した。


仙台に住むようになっても、東京を中心に図解塾の再開を望む声は多かったが、新しい大学の建学に多忙を極めなかなか手をつけることはできなかった。その後、インターネット時代に突入し宮城大学生のベンチャーサークル・デュナミスが主宰して「インターネット図解塾」を開講した。受講生は日本全国、そして海外からの参加もあった。集まった図解をネット上に掲示して全員で批評しあうという方式である。E−ラーニングのはしりだ。評判もよく第8期まで開講したが、本の執筆などで図解ブームが訪れたのだが、結果的に私自身忙しくなってしばらく休止状態だった。


このたび、インターネット図解塾の経験のある株式会社デュナミス(この間、大学サークルから有限会社、そして現在は株式会社に発展している)が図解学校「インターネット図解講座」を開くことになり、私も校長として参加することとなった。デュナミスの担当者は私のゼミの第1期生だ。

図解の技術は少人数の弟子をとって直接教えるのが一番いいのだが、ネット環境が整ってきたので、こういう形の学びの場を提供できるようになった。

図解を学ぶことで個人の仕事上のパフォーマンスが向上することは間違いないが、そのことを通じて組織や業界の活性化や改革が行われるようになって欲しいと思う。



「インターネット図解講座」の特徴は以下のとおり。


・段階的に図解の技術が向上するようなプログラム。

・カリキュラムはビジネスマンのことも考慮してた余裕のあるケジュール。

・私の弟子が受講生の図解を添削する。

・最終課題では私が受講者の図解の添削をする。

・他の受講者の図解が見られるので勉強になる。

・図解の仲間が出来る。


興味を持たれた方はホームページを参照。締め切りは12月8日。

http://e-zukai.net/rikai/