のべ2000人が受講した大崎市行革講演会が本日終了。希望がみえた。

11月から12月にかけて、合計7回に及ぶ大崎市行政改革講演会が本日で終了した。

のべ2000人が受講したという空前の規模の研修会である。

今日は古川の市民会館で実習形式で行ったのだが、鹿島台で300人、古川で400人の市の職員が参加した。

宮城県大崎市には1300人ほどの職員がいるが、ほぼ全員が「説得型行政から納得型行政へ」をテーマとした講演・研修の理論編と実習編をを受講したことになる。

こちらも張り切って真剣に取り組んだが、受講生も楽しんでいた様子だ。


行政は今まであらゆる委員会を設置してきた。現在の財政破綻寸前という事実が示しているように

行革は成功してこなかったということである。


2000枚のアンケートを読むと、行政改革に対する職員の意欲は高い、

ほぼ全員がパワーポイントなどのソフトを使ったことからわかるように、能力や技術も高い、

というのが講師の私の印象である。

トップの方針とやり方さえ間違わなければ、行革が成功する可能性がかなりあると感じた。


改めて感じたことだが、行政の仕事は守備範囲が実に広い。一人ひとりの仕事が市民生活に大きな影響を与えることになる。だから個々の職員の意欲や自己啓発がきわめて大切なのである。


職員たちは日々の業務に活かしてくれるだろうか?