小泉内閣をめぐる3冊の本を年末年始に読む機会があり、私のブログ「今日も生涯の一日なりにその感想を記している。これを書評という形である小さな雑誌に載せることになった。
総理首席秘書官と大臣と外務官僚の3人の本である。
総理と一心同体の飯島勲首席秘書官、経済再生を担当した竹中平蔵大臣、そして政敵鈴木宗男の盟友佐藤優という異なる立場からみた小泉政権の姿は興味深かった。それぞれ政治・経済・外交という面からみた小泉政権の姿が垣間見えてくる優れた著書であった。
政権の姿は様々の角度から検証しなくてはその実像はわからないし、時間軸でもぐっと引いて眺めなければ正しい評価は下せないが、3つの優れた書物を読みながら考えたことを紹介してみたい。
降り返ってみると、折に触れて読んだ本の内容の紹介、感想、批評などもこのブログに書いてきた。あるテーマをめぐる数冊の本の感想を書評という形で発表するのも悪くないと思う。
少し意識して話題の本を読んで書評を書いていくことを心がけたい。