午前中の学内会議を終えて、午後は宮城県市町村職員研修所で講義。
「研修指導者フォロー研修」という講座だが、受講生は市町村の新入職員などの講師をつとめるクラスの公務員。所属は以下のとおり。男性9名、女性7名。顔見知りもいる。
多賀城市建設部道路課
栗原市教育部教育環境推進室
大河原市総務課
柴田町健康福祉課
七ヶ浜町政策課
大和町公民館
大衡村農林建設課
大衡村保健福祉課
加美町農業委員会事務局
女川町会計課
南三陸町企画課
南三陸町総務課
南三陸町危機管理対策室
この研修所は大学から車で20分ほどの距離にある富谷町にあり、東北自治研修所と一緒の建物の中にある。東北各地の市町村から集まる東北自治研修所では、ある時期に年数回講義を持っていたが、この県の研修所は今回で2回目になる。
行政に関しては、この10年に中央省庁、県庁、市町村と垂直軸で講演をする機会や各種委員を引き受ける機会があったし、東京の市町村アカデミーや全国の市町村など水平軸での講演なども多かったので、内部を詳しく観察する機会があった。私の行革論は行政学などとは無縁の実践的なものだが、講演依頼が多いということは行政の問題意識とマッチしているのだろうと考え、思っていることを述べることにしている。