住民ニーズ・政策プライオリティ・内外のコミュニケーションをキーワードとした独自の行革プログラムの形が整った1年だった。来年度は実行の年になる。
そのまま仙台へ。
夜は、この春から重要な役職を担うことになった女性行政ウーマンを囲む会に参加。
雰囲気のいいワインハウス・レストランの地下の会場では、中年の男女14名が参集。
半数近くは顔見知りだが、男女ともこの街の有名人がほとんどだった。
男性はそれぞれの組織の要職にある方がほとんどだったが、
女性は大きな組織の幹部もいるが、多くは独力で自分の世界を構築しながら外の世界との交流を大切にするという視野の広い素敵な女性が多い。
マスコミの第一線で活躍するキャリアウーマン、雑誌などに登場する料理研究家、ITやファッション、スポーツイベントの世界で活躍した日本舞踊のお師匠さん、独自の教育プログラムで活動する著名な行動家、古民家再生などで賞を受けている気鋭の建築家、町づくりなどで活躍するリーダー、そして本日の主賓は大組織のトップマネジメントを担う実力者であるなど多彩な女性たちだった。それぞれ実に魅力的な人たちである。年の重ね方がいいのだろう、皆さん若くはつらつとしている。
男女交代で行ったスピーチからは、長い間に築いた豊かな世界の様子とそこから見た現代の問題が垣間見えて興味深かった。知的で行動的な女性群像に接し、改めてこの仙台という街の女性のレベルの高さを感じる夜となった。
主賓からは思いがけず「講演を聴いたことがあります」と言われたり、初対面の女性からも「本を2冊読んでいます」と言われたりした。
右隣の男性は行政組織のトップを長くつとめて引退した方だったが、親しくいろいろな話題に花が咲いた。左隣の男性とは5−6年ほど前にあるプロジェクトで縁があってそれ以来だったが、要職にあっていろいろな仕掛けをしている話を頼もしく伺った。