ライフデザインへの大いなるヒント−−−−人生を味わう旅から


土曜日の外国人特別入試の面接を終えて仙台空港から中部国際空港セントレア近鉄で名古屋へ。翌日はJR中央線で春日井市へ。

愛知県春日井市(人口30万人)は、全国でも珍しい「日本自分史センター」があり、9年にわたる自分史シンポジウムの連続開催、自分史の書き方講座、自分史に関する書物の収集・貸出しなど、自分史に関する幅広い活動を繰り広げている。
2月に小野道風記念館を訪れたことがあり、そのときは「書のまち」という印象をだったが、それが発展して「自分史のまち」づくりが行われていた。
今回は財団法人かすがい市民文化財団が主催の自分史シンポジウムに招かれた。今回は団塊の世代をを新しい自分史の担い手としてクローズアップし、団塊世代ならではの自分史の可能性を考えるシンポジウムだ。

午前中はオプションイベントの講演会があり、「ライフデザインへの大いなるヒント--人生を訪ねる旅から」というタイトルで1時間ほど私が話をした。有料だったが定員70名はすぐに埋まったそうだ。若い人もいたがおおむね年配者が多い。

ライフデザインの年齢論
文明の生態史観の旅
人物記念館の旅
中年の危機を偉人はいかに乗り越えたか
高齢到達者の人生と遺した言葉
遅い出発
愛知の人物記念館
偉人の言葉
本物の条件
少壮老死

以下、書いてもらったアンケートの感想から。
「偉人記念館」を歴訪したい。旅行に際して一つでも見るようにしたい。温泉とグルメの旅は退屈、旅の方向も改める。キャリアを考えるうえで人物記念館を参考にするのは新しい視点。人物記念館を訪れたくなった。外国に行っているがたまには日本の中の人をみて自分を計りたい。中部地方、愛知県、名古屋から歩いてみたい。人物記念館めぐり、私もやってみたい、近いところから。先人の生き方を深く多くしることで影響を受ける、私もそうしたい。まだこれから新しいことが始められると勇気が湧いてきた。人生の旅を始める。埋もれた日本の良さを中高年のわれわれが後世に伝えていく役割も担っている。小生も始めてみようかと考えています。温泉めぐりが中心だが今後は人物記念館があれば寄せてもらう。人生のたそがれ時と思っていたが、まだまだ若いと悟った。

このイベントには春日井市の自分史サークルがたくさん参加していた。
・かすがいエッセイクラブ
春日井市自分史サークルまいしゃの会
春日井市自分史の会
春日井市自分史を書こう会
春日井市東部自分史の会
・日曜ペンクラブ
・パソコンde自分史同好会どうだん