茨城県水戸市に降り立つのは初めてだ。常磐線は上野と仙台を結んでいるが、この間を4時間かけて走る。今回は前日に東京に泊まって上野からスーパーひたちで一時間19分で着いた。新幹線のありがたみを感じる。水戸市は人口は25万程度の県庁所在地だ。
ずいぶんとモダンな高層の県庁ビルの近くに、会場となっているきれいな市町村会館があった。過去の経験では市町村会館といえば古い建物が多いのだが、この会館はかなり金がかかっている。
今日は茨城県市町村保健師協議会主催の専門研究会の講師として招かれた。
出席者のリストをもらう。
水戸市、城里町、大洗町、小美玉市、笠間市、鉾田市、行方市、鹿嶋市、神栖市、ひたちなか市、高萩市、常陸太田市、龍ヶ崎市、守谷市、土浦市、石岡市、つくば市、桜川市、下妻市、常総市、古河市の保健師が受講者。
茨城県は広く、県庁所在地の水戸市まで2時間以上かかる町も多いという。
講演のテーマは「図解思考と市町村保健活動」で、丸2時間たっぷりと講義。
リラックスして話したこともあり、笑いの多い講演となった。
帰りに、2代目水戸藩主・徳川光圀(義公)と9代目藩主・斉昭(烈公)を祭った常総神社の義烈館を訪問するが、あいにく閉館だった。この義烈館は三大名園として有名な偕楽園に隣接していた。
また、斉昭の造った有名な藩校・弘道館も訪ねた。
夕刻は東京で出版社の編集者と打ち合わせ。