2008-02-14 辞世の句 はらからはみな床辺にありがとう 我れ逝くもこの秋空は変わりなし 底のなき大空に向けはばたかん ゴミばかり残して天寿を全うすこの句は92歳で亡くなった横松宗先生の辞世の句である。 この先生は90歳の卒寿のお祝いの会で、新しい著作を配った人だから、本や評論を多数残している。 一生かけて書いた文章を「ゴミ」という表現をしたのが面白く味わいがある。