寺島実郎監修「現代世界解析講座--いま、世界潮流と日本のあり方を考



4月から赴任する多摩大学で、寺島実郎監修リレー講座「現代世界解析講座--いま、世界潮流と日本のあり方を考える」が始まる。
この講座は大学の前期の科目で経営情報学部1年生350人は必修で、社会人の受講生も300人募集している。
http://www.tama.ac.jp/

寺島実郎多摩大学将来構想委員会座長
「いま、我々が生きている時代を認識することは、自らの生き方を構想するために不可欠である。しかし、自分が生きている時代を的確に認識することは容易ではない。そのための基本的作業のために企画したのがリレー講座である。この人の話を聞くべきであるという人物を厳選し、その人物の専門性に裏付けられた時代認識に耳を傾けることで時代への眼を開いてもらいたい。」

私は「現代世界のつかまえ方--図解思考のすすめ」というタイトルで4月24日に登場する。
「「現代世界」を把握しようとするとき、私たちは個別・具体的な事実や数字を組み合わせ、自問自答しながら一貫した物語をつくる必要に迫られる。そのためには、体系化、構造化、相対化、全体像、位置づけ、遠近法など、「関係」を表現する技術が求められる。図は全体の構造と部分同士の関係を表せるため、「わかった!」という腑に落ちる感覚を味わうことができる。本シリーズを血肉化するための「図解思考」の考え方と技術を学ぶ。」

寺島実郎「21世紀に入って7年間の世界潮流の変化について
    「21世紀の日本の内なる変化について」
    「前期リレー講座の総括と問題意識の確認」
久恒啓一「現代世界のつかまえ方−−図解思考のすすめ」
酒井啓子イラクを巡る国際政治情勢」
沈才彬 「中国の台頭と世界の潮流」
金美徳 「いま、朝鮮半島をどう考えるか」
明石康 「アジアにおける紛争解決と平和」
江川詔子「新聞の読み方・テレビの見方」
浅野史郎「地方から変わる日本」
中谷巌 「日本文明の将来」
堀田勉 「地球規模での少子高齢化を解析する」