映画「犬と私の10の約束」

k-hisatune2008-04-09

  1. 私の話をがまん強く聞いてください
  2. 私を信じて。私はいつでもあなたの味方です。
  3. 私とたくさん遊んで
  4. 私にも心がることをわすrないで
  5. ケンカはやめようね
  6. 言うことを聞かないときは理由があります
  7. あなたは学校もあるし友達もいるよね でも私にはあなたしかいません
  8. 私が年をとっても仲良くしてください
  9. 私は十年くらいしか生きられません だから一緒にいる時間を大切にしようね
  10. あなたとすごした時間を忘れません 私が死ぬときねがいしますそばにいて。


インターネット上でブームになってる作者不明の短編詩「犬の10戒」が日本映画となった。愛犬との10年間を描いた物語だが、この8年間犬を飼っている私の心にも深く響いた映画だった。山と海と坂道で彩られて品があり美しい函館の町の四季の風景は、昨年訪れたことがあり楽しめた。成人したあかり役の田中麗奈、少女役の福田麻由子はそれぞれ美しい演技だった。母親役の高島礼子父親役の豊川悦司もよかったが、特に豊川悦司の演技は素晴らしかった。音楽は韓国の円延世大学哲学科教授でもあり、韓国で最も活躍している音楽家のチョ・ソンウ。監督は「釣りバカ日誌」「ゲゲゲの鬼太郎」の本木克英で、心温まるいい映画をつくった。俳優などのキャスティングは犬好きであることが条件だったというから、ロケ中はハプニングと笑いの連続だったという。動物にあまい愛情を感じなかった私だが、犬との生活が長くなってよくわかるシーンが多く、たくさんの涙を流した。
大学病院の医師で将来を嘱望されている父、突然の病気で早世する母、14歳から24歳までの10年間を演じる今は獣医として旭川動物園に勤める娘、その幼馴染で恋人になるギター奏者、愛犬との生活、、、、。母の病気以外は、役どころが私の家とそっくりなので身につまされながら鑑賞した。
今後はもっと映画を観るなど人間的な生活をしたいと思った。

帰りに整骨院に寄って身体をほぐしてもらう。
そして初めての美容院にで髪を整えてもらう。
最後は、書店で本と雑誌を数冊買い込んで自宅に戻る。

今日はスケジュールが空いていたので、映画ではココロを癒し、整骨院でカラダをほぐし、美容院で髪を整え、書店でアタマを活性化させるというコースとなった。
何か総合的ないい日だったなあ。