「志」事業--「楽しい自費出版のススメ」(新出安正)の推薦文を書く

k-hisatune2008-05-20

新出安正さんという仙台の友人が本を出した。新出さんは自費出版の会社を起業し35年間にわたり維持し、多数の出版物を世に出してきた。最近の大手自費出版社の詐欺問題などもあり、この業界も揺れている。そこで、自費出版のための本を急遽書いたというわけだ。新出さんは、平成10年に自費出版専門の「あゆみの図書館」を開設している。それまでつくり続けてきた1700冊余の作品が並んだのだが、それから10年たって他所からの献本3500種類を含め、現在では約7000種類の本が陳列されている。そういう素晴らしい社会貢献事業も行っている人だ。
今回の本の出版にあたって推薦を依頼されたので、原稿の段階で読んでみて推薦文を書いた。先日その本が自宅に届いた。全国の図書館に寄付するという。

本のタイトル
「本を出したいあなたへ
 楽しい自費出版
 のススメ」
発売  星雲社
発行  創栄出版http://www.soei.cc/



「出版という事業には『志』が伴っていなければならない。
 本書は、35年間の豊かな経験と実績を持つ志士・新出安正さんが自費出版の意義と出版社のあるべき姿を綴った力作である。
 自費出版を希望する人にも、この業界の人にも一読を薦める。
   多摩大学教授・宮城大学名誉教授
   NPO法人知的生産の技術研究会理事長  
      久恒啓一
もう一人の推薦者は、中山千夏さんだった。作家で参議院議員だったが、今回の肩書は「NPO法人日本自費出版ネットワーク代表理事」。

目次
第1章 生きた証を残したい
第2章 本にしたいが悩み編
第3章 いざ実践編
第4章 感謝の手紙
第5章 あなtの本が文化を創る
第6章 創栄出版を知って頂きたい
第7章 NPO法人日本自費出版ネットワークの取り組み
第8章 自費出版 ア・ラ・カルト