「真・日本人」紀行

k-hisatune2008-05-27

ライフワークとなっている「人物記念館の旅」という観点から都道府県を眺めると、意外な事実に驚くことがある。
もちろん東京都は他の都道府県に比べてはるかに多くの人物館があるが、それ以上に多いのは長野県である。また、名古屋のある愛知県もそれなりに多いのだが、不思議なのは大阪府だ。隣の京都府は愛知県と並ぶ数があり、大阪は調べた限りでは6館と非常に少ない。神戸のある兵庫県大阪府の4倍程度である。
大阪は東京の10分の一ほどの数字で、愛知や京都の半分以下で、私のいた宮城県の半分に過ぎない。歴史が古く、人口も多いから、そういうものを残すという雰囲気がないのだろうか。
今週末に大阪に行く予定なので、人物記念館を調べている。府の中心の大阪市には全く無い。全て府下にある。
東大阪市司馬遼太郎記念館(すでに訪問済み)
茨木市川端康成文学館
高槻市三好達治記念館
門真市松下幸之助メモリアルホール
河南町西行記念館
堺市与謝野晶子文芸館
2005年から本格的に開始した「人物記念館の旅」は、現在までに230館を越えているが、2008年の前半は転職に伴う雑用で精神的にも落ち着かなくてややスローダウンしている。後半からは再びペースを上げていきたい。
シンセサイザー富田勲先生の音楽が流れるNHKの新・日本紀行という番組のタイトルにあやかって、最近は『「真・日本人」紀行』とも呼んでみている。人物館では本物の日本人に会えるから、真の日本人を訪ねて対話するという旅という意味でつけた。テーマ音楽の作曲も依頼しているので、近々ホームページにアップする予定だ。
http://www.hisatune.net/kinenkan/kinekan_list.htm
http://www.hisatune.net/kinenkan/kinekan.htm

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写真は消防訓練の様子。