日本をめぐる国際関係の全体図をつくる試み---米・露・中・韓・北朝

本日の夜の大学院の講義は日本をめぐる東アジアの状況をテーマとして、アメリカ、ロシア、北朝鮮、中国、韓国などに関する著名な識者の論考を深く読んで議論したのだが、想定以上の成果があった。以下は社会人大学院生の感想。

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非常に面白かった。東アジアにおける日本のポシションがいかにfragileなものであるか、米国依存がいかにむなしいことかが今日の皆さんの発表で再認識した。個人的には豪州との結びつきを深め、人口減でも生きていける道筋をゆだねてもらうことが良いと考えている。
日本は中国や米国より、ロシアや韓国に目を向けて外交政策を進めていくべきであると思われる。近未来における「大朝鮮国」はアジアの中心となっていくであろう。
複数の論文を突き合わせることで、一つの世界が完結することがわかった。またその中から問題点(韓国など)があきらかになった。
日本を取り巻く諸外国との立ち位置が見えてきた。状況を俯瞰的に捉えるかによって物事の考え方に深みが増す。
本日の授業ではロシアの内部事情や中国、朝鮮、アメリカなど世界中の出来事がわかった。逆に日本は国際的にかなりやばい位置にいることもわかった。
意図している事をどのように関係を維持しつつ展開を図ろうとしているのか、特に最初の日米、北朝鮮と中国の構図に現在進行している状況がつながった。日本の外交の重要性を考えずにいられない。
一つの文章からその国の関係性をあらわすより、他の国際関係をからめてみる事で、問題をより明確にとらえることができる。
ロシアについて図にしたが新聞等では読んではいるが、頭に残っていなかったことが明確に記憶に残るプロセスを経験できた。他の方の発表を聞き一つの絵のようになっていく様がはっきりと感じられました。何冊も本を読むよりも一枚のぺ^パーの方が勉強になるのだと思いました。同じアプローチで世界地図を作れたら面白いですね。または歴史でも良いと思いました。
文章から図解することによる思考力アップは目を見張るものがある。読むだけと比較し5倍の差があると言っても過言ではない。本日は国際事情がよく理解できた。
他国の政治経済状況を図にすると日本の立ち位置が見えてきた。安全保障上の安定による経済的なメリットの方が各国の市民にとって恩恵は大きいと思う。
日本の立ち位置を考えるよい機会になった。中国はすでに崩壊しかかっていると感じていたが、バブル、資源、共産党の腐敗などどんどん悪くなっていくと改めて感じた。韓国には不気味な印象を持った。今後核を持って統一することになれば日本はどうなっていくのか、不安に思った。図で説明されるとよく理解できるので本当によいと思った。
関連テーマを複数並列に見ることで、それぞれの個別テーマの関連図が浮き上がってくる点が面白い。