「マージナルマン(境界人)として生きる」

k-hisatune2008-07-17

マージナルマン(境界人)。狭間を生きる。パフォーマンスと評価。真剣、本気で。部品人生、消耗人生を拒絶する力。被害者という意識ではダメ。生きるために切り売りする仕事と自分を高めていく仕事のバランスの設計。収入と誇りの一致。地政学知と語学力を両方兼ね備えた人材。国際問題は常識に帰る(米軍駐留など)。アメリカと中国とのバランスの良い付き合い方。自立を目指す人間と国家。人の縁。産学官の磁場。

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16時から行われる大学の重要会議の前に、多摩大の1・2年生10人による寺島実郎さん(多摩大リレー講座監修者)へのインタビューが品川キャンパスで行われた。私の関係する学生も3人ほど(宮城和也、阿部剛平、北辻巧太郎)がメンバーとなっていたので顔をだしてみた。一時間のインタビューの間に学生たちから出た質問(多摩大との縁、どのような学生時代を送ったのか、日本の進路、ワーキングプア問題など)に対する寺島さんの回答のキーワードを上に記した。
このインタビューはNHKのラジオ番組アナウンサーだった木村知義客員教授の番組製作の授業から始まったもので、当日の司会者は寺島インタビューの言いだしっぺの清水君が担当した。教員は諸橋学部長と私が出席。
故郷沖縄の活性化を目指す人、ミュージシャン志望者、消防士に興味、植木屋を継ぐ予定者、青森県三沢出身者、何か面白いことをやりたい人、、、。
臆することなく自分の考えをストレートに述べることができる気落ちのいい若者たちであり、寺島さんも気に入ったようで、こういう会合を定期的に持とうということになった。