駅長イチオシおいしい東日本を食べる会

k-hisatune2008-10-27

夜はビジネスマン時代から付き合いのある仲間の小縣さんがJR東日本副社長に昇任したことをきっかけとした会に参加した。80人ほどの会。

出席した私たちの仲間(The Club)は、NTTレゾナント社長の中嶋さん、ソニーのグローバウ・ハブ室長の長窪さん、経営コンサルタント波頭亮さん、カメラマンの真下さん、ニッポン放送常務の宮本ん、ギリー代表の渡辺さん、日経ビルサービス常務の杉本さん、小学館社長の相賀さん、東京ガス多摩支店副支店長の岡本さん、木原事務所の木原さん、、、。もともとは企業の広報課長や宣伝課長らの集まりなのだが、このメンバーとの付き合いはもうすぐ20年近くになる。

司会は渡辺さん、乾杯はニッポン放送の宮本さん。関係者のあいさつはほとんどなくて、各地から集まった美味お楽しむこと、参加者同士の交流、そしてカシオペア向谷実さんの「トレインシミュレータの歴史」をテーマとした音楽実演とトークというプログラム。向谷さんは日本のフュージョン界を代表するバンドで親しみやすいメロディーとテクニカルなリズム展開で世界中にファンがいるカシオペアでキーボードを担当している人だ。これがなかなか面白かった。難しいもの、扱いにくいものを模擬するという精神のもと、向谷さんのグループは、中央線、山手線、新幹線のシミュレータソフトを実現させてきている。D51シミュレータ、京阪電車発車音楽。彼らは「発車メロディコレクション」というCDも出している。
電車に乗る時に流れる音楽もこのチームでかなりつくってきているようで、その実演は面白かった。駅のイメージに合わせてメロディが微妙に変わるのは、今まで気がつかなかったがよく考え抜かれている。ひとつひとつは独立しているが全部つなぐと全体としても一つの音楽を形成しているようにつくってある。
流氷の海をバックに網走の雪原の中を思いきり煙を真上に吐きながら力強く走るD51の映像を見せながらオリジナルの{ああ!SL」という曲を弾いてくれた。東北新幹線「はやて」の東京、上野、大宮、仙台、盛岡、二戸、八戸のオリジナルメロディも素晴らしい出来だった。人柄のよさそうな向谷さんは音楽という仕事の奥行と素晴らしさを熱演してくれた。

小縣さんの関係者が多く集っている会だが、久し振りの人に多く遭った。ノンフィクション作家の軍司貞則さんとは久しぶりだった。「空飛ぶマグロ」という本を軍司さんが書いたとき、JALの広報いいた時に一緒に仕事をした仲だ。水産庁の宮原審議官が一緒だったが、最近のマグロ漁業に関する本を書いているのだそうだ。ホリプロの取締役になっている中根さんも。企業ものを書いている片山修さん。

名刺交換した人は、ニッポン放送の磯原社長、鉄道模型関水金属の加藤社長、アナリストの中川美紀さん、、、。
他に見かけた有名人は、東大の伊藤元重教授、ソニー名誉顧問の久多良木健さん、、、、。

花束贈呈は、バンダイ取締役の松永真理さんと日本テレビ広報の木村優子さん。

最後の小縣さんのあいさつは控え目だったが、「人の人たるゆえんのものは、人と人との交わりである」というJR東日本の住田初代社長の言葉で締めくくった。各界に幅広い人脈を持つ彼の信条を聞いた気がする言葉だった。