「輪読図」という方法--一冊まるごと図解リレーに挑戦

品川のインターシティにあるキャンパスで大学院の講義の日。

18時半から21時40分まで二コマ連続。「現代世界解析講座」(寺島実郎監修)の11本の講演録をテーマに社会人院生がそれぞれ一本づつダブらないように図解に挑戦し、全体発表を行うという趣向にトライしてみた。二コマの時間で世界情勢について書かれた書物を一気に全部を通読(「輪読図」と呼んでいる)してしまおうというやり方だ。
講師は、寺島実郎久恒啓一酒井啓子、沈才彬、金美徳、明石康、江川詔子、浅野史郎中谷巌堀田力。次回の講義日には、パワーポイントで作図して提出することを宿題として課した。年末年始にじっくりやってください。

  • 短時間で本全体がほとんど読めた気がした。
  • 今後、日本はどうしていくべきか、それぞれの人がいろいろな角度から示していたが、最終的には、自分の頭で考えてどう行動するかが大事だという気がしてきました。
  • 1時間半で読める「一冊まるごと図解リレー」。スピード思考を体験できました。
  • 一冊の本を皆で分担して図解を作るのがとても楽しかったです。また、制限時間があるので集中力が高まったと思います。仕事につなげていきたい。
  • 短時間で図解を完成させる方法が少しわかったような気がした。一度描いた図を何度も描き直したら関連性がうまく描けた。
  • 物事を要約する力がついた。図解すると忘れにくく、人に話したくなることを発見しました。
  • 読む前にこのような輪読形式でやると理解度や関係性などが広がりそうで良い形式だと思う。
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今日は、夕刻からにわかにあわただしくなった。

16時半に、品川の喫茶で大手情報企業の広報誌の編集者と会い、一年間の連載企画を提案された。双方にとっていい案を出しておいた。
18時過ぎに有名週刊誌から突然携帯電話に連絡があり、来週月曜日発行の企画にコメントを求められ、思いついたことをしゃべった。
18時半過ぎに、メールで大手化粧品会社の事業企画担当部からの講演依頼が届いた。
19時半頃、M出版社から取材を受けた内容が載っている本の見本を送ったとの連絡がメールで届いた。書店に並ぶのは18日。

渋谷の壁画になっている岡本太郎の「明日の神話」を見ながら乗り換え。エネルギーがわいてくる不思議な絵だ。
自宅到着は23時。