「ビジネスデザイン」の20冊は?

k-hisatune2009-02-04

週刊ダイヤモンド」に「学び直しの5冊」というコーナーがある。

大テーマがあり、それに沿って毎週中テーマを掲げて5冊を紹介し、結果的に4週間で20冊の本を選び、論評するという企画である。

現在の連載は山田健太専修大学准教授の担当で、大テーマが「新聞の読み方」で、1月31日号は「新聞の歴史」が中テーマで、「日本新聞通史」、「別冊新聞研究 聴きとりでつづる新聞史」、「体験者に聞く テーマ別戦後新聞史」、「新 現場からみた新聞学」、「デジタル情報時代・新聞の朝鮮」、「新聞が消えた日 2010年へのカウントダウン」だった。(おかしいな、6冊だ)

テーマとしては、「経済思想史」、「市場・経済環境」、「工業デザイン」、「数学」、「行動ファイナンス」、「古典」などが過去のリストに並んでいる。紹介される本は、現在流通しているものという約束があり、このコーナーも続いていくと読書案内として優れた本に結実するのではないだろうか。

岩本康志という経済学者の担当では、「経済思想史」、「マクロ経済学入門」、「ミクロ経済学入門」、、などが中テーマとして並んでいた。

私もこの欄を4週間担当することになった。テーマは「ビジネスデザイン」である。構成の担当者とこの分野で20冊選ぶ相談をした。自分の本も毎回1-2冊、入れてよいということだった。毎回1ページ弱のスペースしかないので、本に対するコメントはほんの数行という制約もある。

ビジネスデザインという大テーマに沿って、どのように4回の中テーマを構成するか、中テーマに沿ってどの本を選ぶか、それぞれの本の本質的な部分はどこか、など案外、楽ではない。構想力、企画力が問われる場面だ。

この連載は、2月16日発売号からスタートする。

http://dw.diamond.ne.jp/