ある案件があって午前中は六本木と赤坂のビルをいくつか見て回った。
昼食は、野田事務所。
午後は、M出版社と現在進行中単行本企画の原稿をチェックしてもらいながら今後の相談。6月出版のスケジュールになる。他に既刊本の文庫化の話と新たな企画案も浮上。
途中、ワールドベースボールクラシックの日韓戦の経過をアイフォンでチェックしながら一喜一憂。最後は当初の私の予感通り(?)イチローで突き放し優勝。まさにサムライ軍団。大相撲とは随分様子が違う。
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夜は小沢一郎民主党代表の続投の記者会見をみる。「大いなる使命」という言葉が印象に残った。この件は、最新の情報と独自の見解を載せている新党大地の鈴木宗男議員のブログをずっと興味深く読んできたので、事件の構図が見える気がしている。http://blog.goo.ne.jp/kouich3big
新聞報道とは随分と違う図柄である。以下、「宗男日記」から一部抜粋。
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西松献金事件で逮捕された大久保容疑者について、「前任者も談合関与か」と報道されているが(東京新聞1面)、私が以前から指摘している様に、大久保秘書の前任者である高橋嘉信元秘書が西松建設との献金枠組みをつくり、更に仕事にも関係していたと言われている。大久保氏は単に引き継ぎをしたに過ぎないと、もっぱらの話である。
この高橋嘉信氏が岩手県自民党第四選挙区支部長であり、次期衆議院選挙での立候補予定者である。小沢代表の秘書をし、小沢代表のおかげで国会議員にもなれた男が、今度は自民党の候補者として小沢代表の出ている選挙区で争うというのは、尋常ではない。
この高橋氏が何を、どんなことを話しているのか。検察が間違った情報で動いたとしたら、とんでもないことである。報道では「元秘書」となっているが、それは紛れもなく高橋嘉信氏である。それなのになぜ名前を出さないのか。この点も不可解である。
元秘書は「献金の仕組みづくりや検察に関わったことはない」と言っているが、これが正直な答えだとは考えにくい。高橋氏が上申書を出したという話も伝わってくる。
この高橋氏が何をしていたのかが明らかになれば、西松献金事件もすっきりすることだろう。高橋氏の背後関係も明らかになれば、もっとわかりやすくなるだろう。
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また、本日、宮本雅史「歪んだ正義---特捜警察の語られざる真相」(情報センター出版局)を読み終わった。佐川急便事件、ロッキード事件、造船疑獄指揮権発動事件を題材に検察の動きと裁判を丹念に追った作品。著者は産経新聞記者時代に、検察庁、警視庁を長年担当した人物である。
竹下登ほめ殺し事件、仙台市石井市長のゼネコン汚職事件、本間俊太郎宮城県知事汚職事件、金丸信5億円献金事件、鈴木宗男贈収賄事件、田中角栄総理への5億円献金のロッキード事件、佐藤栄作に対する造船疑獄指揮権発動事件などの様子がよくわかる問題提起の書。