ブログ連続記入記録の目標(1768)を達成!−松井秀喜の記録に並ぶ

今日はブロガーである私にとって特別な日である。

2004年9月28日から始めたブログの連続記入が、本日1768日目を迎えたのである。この数字は、途中から冗談で「ファンである松井秀喜の連続試合出場記録1768を破ることを目標としています」と講演でしゃべったり本に書いたりして笑いをとってきたが、その記録に並ぶ日が本当に来るとは思いもしなかった。今日は2009年7月31日だから、丸5年弱毎日日記を綴ってきたということになる。ささやかな祝杯をあげたい気分である。

今週読んだ「人間・野上弥生子−−野上弥生子日記から」(中村智子)は、99才まで健筆をふるった野上弥生子(1885−1985年)の日常と偽りのない心情がわかる興味深い本だった。野上弥生子の日記は、38才から死の直前まで、実に62年分が119冊のノートとなって残っている。ときたま中断はあるが、ほとんど毎日つけていたようだ。下の記述にも強い共感を覚える。まさに「今日も生涯の一日なり」である。

「また日記を怠ってしまった。午前の執筆すっかりアタマが疲れて、時間はあってもペンをとるのが気重く、つい怠けてしまう。一日のことは、その一日だけに生じ、感じ、出逢ふもので、一生にもう一度といふことのないものだけ、どんな無為で変化のない日でも、その人にとっては大切なものと知っていながらこの怠りを繰り返すのは残念である」
「一日怠ればその一日はただ水の泡と消え」「二三日日記を怠っても、もうそのあひだの事に正しい記憶がない。これはその二三日がなかったにも等しい」「この四十年の日記は私には自叙伝にほかならない」

後にこの日記を浄書した人があり、それによると原稿用紙(四百字詰め)1万9千枚にのぼっっている。これは、本(300枚として)63冊分に相当する分量になる。38年間は13870日だから一日は1.4枚になるから、一日の量は少ない。

私のブログは始めた当初は短かかったが、しだいに分量が増えてきている。一1日に4枚分(1,200字)と仮定すると、一年で1,460枚、1万9千枚を達成するのは13年ほどかかることになる。

この5年間にはどのような変化があっただろうか。年齢は5つ重ねた。仙台から東京に本拠を移した。2005年1月より人物記念館の旅を始めたからブログを書き続けきた期間とほぼ重なっている。この間の変化を思い出してみると、たしかに人生を生きているという実感がある。

「継続は力なり」という当たり間の言葉をかみしめて、また一日一日を大切にしていきたい。
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宮城大での集中講義を終えて東京へ。18時半からは品川での大学院の最後の講義。
今日のテーマは、「民主党マニフェスト」。http://www.hisatune.net/html/01-kyouiku/tamadai/comm-keiei/bbs-f.htm
グーグルで政党をひくとヒット数が興味深い。
民主党:996万
自民党:890万
共産党:362万
公明党:296万
幸福実現党:265万
社民党:145万
新党日本:89万
国民新党:89万
新党大地:14万

自民党と、民主党公明党をグーグルでひくと、スポンサーリンクがでてくる。
民主党の経済政策の中身は?」「政策で選ぶなら」という見出しがあり、ここをクリックすると幸福実現党のサイトに飛ぶようにできている。この党のヒット数がいきなりが共産、公明に肉薄しているのは不思議だが、IT戦略に強いのだろう。