「女性を元気にする思考法」−−JR東京総合病院高等看護学園同窓会

k-hisatune2009-08-22

新宿のホテルサンルートプラザで行われた上記の会で講演をしました。

全国にあるJR病院の看護は、JRが運営する高等看護学園の卒業生の手で行われてきて、50年以上の歴史を持っています。
その同窓会の総会での講演を頼まれたので、少し早めに会場に入って、「同窓生が語る」という20分ほどのコーナーを一緒に聞きました。
柳原さん(26回生)は、「ドナー登録をとおして思うこと」、小沢さん(19回生)は「保育園で働いています」というテーマの身に発表でした。肉親の骨髄白血病体験からドナー登録をした体験、看護師として保育園で地域の子育て支援をしている体験などとても興味深いものでした。

燭台の 光をつたう
看護こそ われらが誇り
清純と 理想を胸に
あいともに 知恵と技術とを
たゆみなく みがき進まん
みがき進まん(学園歌二番)

1時間半の講演の後、パーティにも出席。
来賓の永井敏枝元教頭の挨拶では、准看護、高等看護、看護大学と進む看護教育の歴史に関する所感と危機感を聞きました。この方は85才だそうですが、ナイチンゲール記賞を受賞したとのこと。ナイチンゲール記章は赤十字国際委員会が贈る世界最高栄誉の賞で、隔年ごと功績顕著な看護師や篤志看護師に授与されるもので、受章者は十八カ国四十五人で、日本人は永井さんを含め三人。永井さんは看護教育への功績が認められたとのこと。

少しビールをいただいて、歓談。


帰宅すると、液晶画面が黒くなって修理に出していたパソコンが戻ってきていました。これで日常にやっと復帰できることになり、ひと安心。