秋学期始まる。「マネジメントデザイン2」と「社会的合意形成論」

k-hisatune2009-09-25

本日から秋学期が始まりました。

10時40分からの2限目は、「マネジメントデザイン2」の講義。2年生以上の科目ですが、春学期と同じく200人ほどの受講生がいました。以下、この科目のシラバスから。

「ビジネスはコミュニケーション活動によって成り立っており、その活動を担うのは人である。経営資源を束ねる人的資源の重要性はますます高まっている。今後はキャリア形成を含むライフマネジメントの視点から人的資源の活性化を考えながら、組織や経営やビジネスについて考察することが求められる。
この講義においては、近代日本をつくった明治期を中心とするわが国の偉人の生涯(経営者・政治家・芸術家・作家・ジャーナリスト、、)を題材に、いくつかの切り口----仰ぎ見る師匠の存在、敵との切磋・友との琢磨、持続する志、怒涛の仕事量、修養・鍛錬・研鑽、飛翔する構想力、日本への回帰----を用いて今日のビジネス社会で生きる知恵について学び、自らのライフマネジメントについて深く考えてもらう。」

昼休み。学部長の体調不良で業務の代行を依頼されたので、明日の教授会の準備のための打ち合わせ。

13時半。ビジネスマン時代にお付き合いのあった日本能率協会コンサルタントの小名川さんが見えて能率連盟の全国大会の基調講演の打ち合わせ。「考える社員を育てる」というタイトルに決定。

17時。品川の大学院キャンパスで事務局と相談事。

18時半から21時40分まで。社会人を対象とした大学院で「社会的合意形成論」の講義を開始しました。秋の入学式のときのオリエンテーションに出れなかったので受講生が集まるか、不安がありましたが結果的に14人が受講。春学期からの継続が2人、新規12人。26期生1名、28期生7名、29期生6名。男性11人、女性3人。

以下、受講生の自己紹介のキーワードのメモ。
化粧品メーカー、マーケッティングリサーチ、介護、社会起業家志望、外資、航空、食品流通、起業家、医療、繊維、NPO。講義のタイトルに惹かれた、営業のプレゼン、納得という言葉、関係者の合意形成、修士論文に役立てる、クロスファンクショナル、、、、。


以下、この科目のシラバスから。
「「評価より評判」「安全より安心」「文章より図解」「定量より定性」「説得より納得」「理論より方法」「勉強より実行」「構造より関係」「本社より現場」「知識より知恵」「世界より日本」「中央より日本」「集中より分散」。あらゆる組織において、関係者の合意をとる方法が大きなテーマとして浮上している。この講義では、「定性情報・図解思考・顧客視点」に立脚した新しい社会的合意形成の考え方と方法論を学び、高い問題解決能力を身につける。受講者の感想。http://www.hisatune.net/html/01-kyouiku/tamadai/shakaiteki-goui/bbs-f.htm

「今日の一枚」は、大学院の授業。

帰宅は23時。