皇帝ダリアという名前の花が実に美しい

k-hisatune2009-11-21

朝、犬の散歩で「皇帝ダリア」という名前の美しい花を見つけた。

午前中は、講義。今日のテーマは「偉人の共通項・怒濤の仕事量」。紹介した人物は、30代を疾走した太宰治、700冊の著作を残した松本清張、奇蹟の14ヶ月の樋口一葉、詩人・歌人・劇作家・小説家・写真家・映画監督・戯曲作家とジャンルを越えた活躍をした寺山修司
冒頭に、多摩大教授の近著を紹介。沈才彬「中国経済の真実」、河村幹夫「不安な時代の人生設計図の描き方」。

昼休みは、教員ラウンジで同僚たちと歓談。樋口先生、諸橋先生、斉藤先生、出原先生、、。今日は諸橋先生の自宅になっていた柿をいただく。おいしい。このラウンジでは、教員、職員が集まり、ごく自然にコミュニケーションをとることができる。情報交換と意思決定が和やかに行われていく。

午後は、K出版社来訪、山田統括監と相談、そして聖蹟桜ヶ丘の美容院で髪を切る。宮城大で一緒だった天明茂先生に久しぶりに電話して知恵をいただく。

夕刻から9時40分までは、品川の社会人大学院で「社会的合意形成論」の講義。今回のテーマは、日本の外交戦略。登録者15人、本日の出席者は12人。以下、現在までにアップされた感想。

  • なかなか図解に表現していくというのにてこずりながら、早くも半分以上授業は過ぎてしまったんですね。今日は、「日本の論点」を図解しました。私の担当はODA供与の問題と基本法の制定についてでした。

記事自体、論点が比較的整理されて書かれていたので、「こんな感じの全体像で書こうかな」というイージはしやすかったです。ただ、書き始めると、情報量が多くて言いたいポイントが埋もれてしまいそうな感じがしました。言いたい点と補足的な情報を、うまくメリハリつけて表現できるようになるといいなと感じました。あとわずかの講義数ですが、精一杯頑張ってわかりやすい図を描けるようになりたいなと思います。

  • 授業もあっという間にあっという間に折り返し地点を過ぎ2週間ぶりに急に難しい図解に取組みましたが、断食の後にステーキとかつ丼とカレーライスを一気に食べたようないきなりの満腹感に、終わったあとは放心状態でした。図解の技量はまだまだですが、今さら改めて思うことは図解は理解の結果だということです。どんなに難しい内でもそれを自分で理解することができれば結論まで図解を導くことができる。そういう意味で図解にしやすい文章は優れた文章だと言えると思います。文章でも図解でも「結局何が言いたいのか」が一番重要な部分ですが、部分の関係性から結論に辿り着く方法とは逆に結論から細部をつないでいく方法も文章の構造によってはあり得るのではないでしょうか。今回はキーになる部分をワードでなくセンテンスで抽出してみてそこから最終的に大事な部分をそぎ落としてゆくような作業をしてみましたが、(お陰で紙にはもがき苦しんだ後がたくさん残ってしまいましたが、努力賞がいただけてよかったです(笑))そうするとだんだん頭の中も整理され、そぎ落とす快感というのもわかる気がしました。内容によっての得手、不得手があるうちは本物ではないとは思いますが、物事の関係性をつかみ全体像を把握するという作業は日常業務にも勉強にも十分応用ができるものです。

帰宅すると、先日別府で行われた大同窓会の集合写真が届いていた。
「藤田政巳君情報によると、久恒啓一君のブログには、同窓会の記事が早くもアップされて、松尾俊作君のコメントもあるとのこと。同窓会出席者全員の名前(なぜか旧姓)もアップしてくれています。インターーネット上で自分の名前で検索がヒットする人も結構いそうですよ。(実行委員会一同)」
このブログをみんなが見てくれると嬉しいなあ。