雑誌の取材、地元企業からの講演依頼、「自分史」事業への協力依頼

まず、学長室の高野課長と案件の打ち合わせ。

ある雑誌から取材を受けた。テーマは偉人の残した言葉である。こういった若いビジネスマン向けの雑誌が即物的な仕事のノウハウだけでなく、やや精神的なところに踏み込むのはいいと思う。こういったテーマは、ここ5年ほど続けている「人物記念館の旅」からいくらでも答えらえるので楽しい取材となった。いろいろな偉人の人生と仕事ぶり、そこから絞り出された珠玉の言葉。6月の中旬に発行される予定なので、楽しみだ。こういう分野の取材が多くなるといいなあ。今取り組んでいる「手帳」のプロジェクトにも興味を持ってもらった。


大学のすぐ近くにある企業の常務さんが見える。転勤先の仙台時代からずっと私の著作を読んでいるそうで、最近著で仙台から東京の多摩大にきたことを知って会いに来られた。最初に会社説明をうかがった。結婚式と年賀状にかかわる印刷をメインのドメインとするユニークな企業でこういった全国需要のかなりのシェアを握っている。どちらも安定した事業のようである。結婚式の組数の変化や年賀状の数の推移などのグラフが興味深かった。
講演の依頼を受けて、いろいろなことを話合った。地元の企業でもあり、何か親しみがわく。この企業は私の毎日の通勤途上にあるということで、帰りに注意してみると確かにそのビルがあった。

「自分史」をテーマに事業を立ち上げ、それを大きく展開することを志す方が現れて、事業の概要の説明を受ける。「ビジネス自分史」などの著書も書いているし、宮城大時代に自分史を学生に書かせるという授業を10年やって、1000本ほどの若者の自分史が手元に残っている。こちらも本にしようと考えていたがこれはまだ結実してはいない。こういうことから、協力依頼があったものだ。自分史に関する事業やインターネット上で書ける仕組みなど興味深い内容だった。自分がやり残した分野でもあるので求めに応じて協力することになった。

教員ラウンジで、今泉先生とiPad論議。

「多摩大戦略図」に関して、今日あたりから始まる教務委員会(杉田委員長)やアドミッション委員会(斉藤委員長)で、この図をもとにそれぞれの戦術を考えることになりつつある。両先生とこの件で短い会話。

「多摩大鳥瞰図」のA1版ができたので、額に入れて教員ラウンジに飾りに行くと、諸橋学部長もいたので一緒にどこに飾るかを相談。「多摩学」の構築に向けてベクトルを合わせていく一助としたい。

留学生関係の新しい部屋で担当の菅野先生と少し打ち合わせ。