インタビュー(アポの取り方)の方法を体験で学ぶ−−ホームゼミ

k-hisatune2010-06-03

午前中は、学長室ミーティングの後、遠隔地にいるビジネスパートナーとウェブ会議を試してみた。同じ資料と互いの映像を見ながら議論を進めたが、ほとんど問題なく意思疎通ができた。簡単な装備(小型カメラなど)でできるので便利だ。

昼休みは、趙先生、今泉先生、樋口先生、中庭先生等と懇談。

リレー講座は寺島学長。以下は簡単なまとめ。

  • 全労働者の三分の一が年収200万以下であり、一方イチロー・松井のように10億ほどの年収を稼ぐ人がいる。これはグローバル化とIT化による労働の平準化がもたらしたものだ。甲否かでは、自分自身が知的装備を整えなければならない。学習の時代だ。
  • 実体経済マネーゲームとの乖離がまたでてきた。金融緩和によってマネーは株と資源へ流れている。原油は74ドル(5月末)だが、100ドルまで行くという観測もあり微妙な局面。メキシコ湾の原油流出事故、オバマや欧州の金融規制など、絶妙のバランス感覚で制御していけるか?
  • 対米貿易は09年13.5%、10年1-4月は12.6%。アジアへ立ち向かう時代だ。
  • 大中華圏。全球的経済戦略大師。ネットワーク型発展。

シンガポールは大中華軒の南端になり中国の成長力をASEANに取り込むと同時に、ユニオンジャックの矢の一角で旧・大英連邦の繋がりの中にあるという要の位置にある。目に見えない財(技術・サービス・システム、、)を用いたバーチャル国家へ変貌している。

ゼミ。

  • 東京ベルディーチームは企画書づくり。松本先生。高校の先生たちのゼミ見学もあった。
  • 多摩焼きチームとオーラルヒストリーチームは合同でインタビューのアポイントメントの取り方を学ぶ。中庭先生。

本日の作業終了後、ゼミ生全員で図書館のセミナールームで「図書館の使い方」を川端さんから講義を受ける。データベースの使い方も。

  • OPCの使い方(学内・自宅から本の検索が可能)。学内から日経テレコン21、東洋経済デジタルコンテンツライブラリーなど。