北京で宮城大学の一期生たちと会う

中国国際航空の午後の便で羽田空港から北京へ。現在の羽田の国際ターミナルはまことにシャビーだが、10月21日に新ターミナルができるから解消される。上海万博行きのツアーが多い。
東京北京は2600キロで三時間。最新鋭もエアバスは快適だ。ビンの上方から水蒸気が煙のように出ていて驚いたが機内の湿度をあげるためのようだ。ほとんどが中国人。北京空港のターミナルに着いて驚いた。大きく、きれいな、素晴らしいターミナルだ。北京オリンピックに向けてつくったターミナルで、このような立派な空港は見たことがない。恐らく世界一だろう。北京は30度。
アイフォンの設定を現地にあわせてみると、すぐにメールが読めて感激。また、出迎えとも電話が通じたので一安心。
空港と市内中心街とをつなぐ電車で30分であっという間に着く。そこから地下鉄で一駅でほてるのある駅に着く。ラッシュ時なので混んでいる。地下鉄も通路も大理石だろうか、ぜいたくなつくりだ。エスカレータでは右に寄って左を追い越して行く人に譲るというマナーも出来ている。人々の服装もよく中国もオリンピックですっかり変わった。

夕食は蔡君と出かける。彼は宮城大学の一期生で私の中国展開の案内人である。たまたま同じく一期生の安君が参加。彼とは卒業以来始めて会う。卒業後、北京のトヨタに7年ほど勤め、その後日本で仕事をしていたが今日船便で北京に戻ったばかり。
三人で北朝鮮レストランで食事。北朝鮮料理を食べながら話が弾む。給仕をするホステスはみんな美人だ。北朝鮮の良家の出身で歌や踊りの訓練を受けている。外貨獲得が目的だ。
数年前に蔡君と来たことのあるバーに出向く。全員欧米人だ。この辺りは大使館があったりするが、そういう人たちがお客さん。バンドが入って賑やかだ。
その後は、大使館通りを散策する。カメルーン大使館、メキシコ大使館、デンマーク大使館などが並んでおり、警備員が24時間まもっているとのこと。暑くないので気持ちがいい。