エニアグラム。就職マッチングサイト。知的生産手帳。合意学

午前の授業では、性格タイプ分析「エニアグラム」をやってみた。エニアグラムは人間のタイプを9つに分けて理解するというもので私も一時深入りしていた。この考え方が深く身につくと生きるのが楽になるし、人を許せるようになるのがいい。
講義終了後のアンケートでは、自分の性格を言い当てられて、「驚愕」「驚き」「興味」という言葉が並んだ。中には「久恒先生が占い師に見えた」というのもあった。この講義は人物論がテーマであるのだが、私の仮説は「人は自分の性格タイプと同じ人にあこがれる」というもので、それを検証してみたいと思っている。来週も席は性格タイプ別に座ってもらって講義を行うことにしたい。従来であれば会うことのない人と話ができて、新しい友人ができるという副産物もあるはずだ。

昼休みは、樋口先生、趙先生と教員ラウンジで雑談。

午後は旧知のベンチャー経営者から、キャリア担当と一緒に就職に関するマッチングサイトの提案を受ける。現下の日本の問題点を解決しようとする志の高い考え方がベースとなった新しいビジネスモデルだった。

品川のインターシティの熊沢書店を覗くと、入口付近はもう来年の「手帳」のコーナーができている。そういえば今日から10月だった。さまざまの手帳が並んでいたが、「陰山手帳」、「和田裕美の営業手帳」と並んで、私の「知的生産手帳」が並んで目立っていた。この3つは、それぞれ著者の顔写真が大きく載っているので、他の手帳とは扱いが違う。写真を撮っていたら注意されたので、著者だといって何とか納得してもらった。

夜は大学院の講義。「社会的合意形成論」というタイトルで、この分野の著作である「合意術--深掘り型問題解決のすすめ」(日本経済新聞社)を下敷きとした講義と実習になる。人数が少なそうなのでじっくりと質問、疑問に答えていく深い時間となりそうだ。

今日10月1日は息子の初出勤日。