帝塚山大学を訪問

大阪上本町シェラトン都ホテルを出て、近鉄の駅を歩いていたら、書店ブックランキング「この2冊で学ぼう」というポップのワゴンが目についた。私の「図解で身につく!ドラッカーの理論」と「図解身につく!MBAの思考法」(池上・11月3日)が大量に積んであった。「図解で身につく!」がシリーズになったのだろうか。

奈良の東生駒駅で諸橋学部長と待ち合わせて、帝塚山大学東生駒キャンパスへ向かう。先日多摩大を訪問された事務局の多賀さんが出迎えてくれた。
10時から会議。柳沢学園長、山本良一学長、落合史生副学長、中山伸副学長、野々村大学事務局長、経営情報学部長という方々が出席。
昼食を挟んで学内見学。5.6万坪の山間のキャンパスで起伏があり、紅葉も美しい。情報センター、図書館、教室の授業、インターネット教育支援サービスTIES、、、。TIESの経済学部の中嶋航一教授、岩井洋教授。宮城大時代に付き合いのあった(株)シーガルの桑山義明社長と偶然遭遇。

帝塚山大学付属博物館。帝塚山考古学研究所と共同して展示なども行っている。軒瓦の蒐集品、仏教関係の資料などを見せてもらった。人文学部の戸花亜利州講師。

車で学園前に移動。駅に直結したキャンパス。こころのケアセンター、デザイン設計、織機を使った織物実習、現代生活学部の子育て支援センター、、、などを見学。
帝塚山学園の山本順英理事長、有山雄基副理事長にもご挨拶。清川事務センター部長。


終わって、唐招提寺を訪問。東山魁夷のエッセイで語られる鑑真和上の唐招提寺が印象に残っていたので、案内していただいた。金堂、講堂、鑑真和上御廟、白秋の歌碑、会津八一の歌碑などを見学。緑の不思議なほど美しい苔むした林を抜けたところにある鑑真和上の御廟の近くに「天平の甍」と書いた石があった。早稲田大学の安藤更生博士(1900-1970年)と井上靖(「1907-1991年)の名前が読み取れた。
会津八一「おほてらのまろきはしらのつきかげを つちにふみつつものをこそおもへ」

薬師寺の近くを抜けて、平城宮を通る。昨日閉幕した平城遷都1300年祭朱雀門、そのずっと奥に建つ太極殿を車の中から見ることができた。

西大寺から京都へ、新幹線で帰宅。