金沢の石川県自治研修所で研修講師

石川県の県庁職員を対象とした石川県自治研修所主催の研修講師を務め、朝9時から夕方5時までの丸一日講義と実習を行った。総勢40人ほどの受講者。
石川県は人口117万人程の県で、県庁の金沢市は45万人の人口。続く小松市白山市が11万人。平成26年度末には東京金沢の新幹線が開通し2時間28分で行けるようになる。長野新幹線が伸びる形だ。大阪からは1時間5分。開通すれば今まで不便だったので、さらに人気都市になるだろう。

人事課、管財課、小松県税事務所、石川県中央保健福祉センター、能登中部保健福祉センター、保健環境センター、長寿環境センター、長寿社会課、医療対策課、産業政策課、国際交流課、農業基盤課、森林管理課、水産課、南加賀農林総合事務所、南部家畜保健衛生所、道路整備課、建築住宅課、北河内ダム建設事務所、住宅供給公社、小松教育事務所、野野市明倫高校、小松市一丸内中学校、野野市町立立布水中学校、白山市立鳥越中学校、宝達志水町立押水中学校、七尾市田鶴浜中学校、七尾市御祓中学校、小松市立芦城小学校、小松市立国府小学校、白山市立旭丘小学校、かほく市立金津小学校、七尾市立石崎小学校、穴水市立向洋小学校、少年課、厚生課。

主任主事、主事、主任技師、専門研究員、専門員、企画管理専門員、事務主査、企画指導係長、係長という職階が中心で、若い職員が多い。

一日中、熱心に取り組んで貰ったが、最後のプレゼンテーションでは、港湾を担当職員、栄養士、保健師、県営住宅担当、県税事務所など、仕事の中身が興味深かった。

今回の金沢往復の間に、「渋沢栄一」の自叙伝を読了した。同時代の事業家の記念館を訪問し伝記も読んだが、その中でも渋沢は極め付の実業人だと感心する。高い志と具体的提案力と優れた実行力を備えた人物である。