中国デー

中国・吉林大学の沈教授が研究室に見える。国際協力基金助成金で一時的に明治大学に所属し、日本研究のため数ヶ月滞在している。私はこの長春にある吉林大学の客員教授をしており、宮城大学時代にはよく出かけていて、大変お世話になった方である。大正時代の日本政治の研究者であり、冷静に日本のことをよく見ているし、人柄も素晴らしいので、仲良くしていただいている。

9月に北京・上海を旅行したとき、偶然沈先生が北京に来ていて、一緒に食事をした。

今日は、最近の尖閣事件、中国での反日デモなどを中心とする日中問題北朝鮮と韓国との砲弾の応酬などが話題になったが、意外な事実、見方に驚いた。日本のマスコミだけの情報では、真実が見えないと改めて感じることとなった。シンガポール、香港発などのニュースも閲覧することにしよう。

夕刻に、品川のストリングスホテルで、ビジネスマン時代の旧友であるJALの山口君に会う。社長秘書だった彼と、広報課長の私は盟友的な関係でいろいろと仕掛けをしたものだ。彼は今は大阪のトップをつとめているが、今般の人事で中国総代表となって近々北京に赴任するとのことだ。中国での仕事の抱負、中国事情、社内事情、共通の知人らの動向などが話題になった。

今日は中国デーだった。
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