「週末活性化計画」(日経ビジネス・アソシエ)にインタビュー記事


日経ビジネス・アソシエの12月7日発売号の「週末活性化計画」という特集にインタビューを受けている。
この若いビジネスマンを読者とした雑誌では、タイムマネジメント、手帳、休日の過ごし方、などよく声がかかる。厳しい時代のビジネスマンの現実と切羽つまったニーズが誌上にいつも反映している。
今回は、週末活性化計画、というテーマだったが、以前シューカツ(就活)ならぬキューカツ・休活(休日活動の略)でインタビューを受けたことがある。今回はよき仕事をするための休日の過ごし方だ。以下、私の発言内容。少しでも若いビジネスマンに役に立つなら嬉しいことだ。
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  • 遅くとも日曜日の夜には、週明けの予定を確認したい。
  • 会議やプレゼンといった用件が、重要度に応じて高さの違う山になっている立体的世界を想像してください。全体を見渡すことで、今後の自分の動きをイメージしやすくなります。
  • 早い時期から意識を頭に植えつけることが大事です。
  • せめて金曜は朝早く出社した方がいい
  • 平日モードの最終日は木曜だと思ってください。金曜の夜は休日が始まっているので、飲みに行くのは避けましょう。
  • Q「明日からまた仕事か、、、」。日曜夜は、いつも憂鬱です。
  • A「原因は受け身の姿勢でしょう。仕事を能動的にデザインできていないから、憂鬱な気持ちになるのだと思います。受け身はつまらないですから、主導権を握り、コントロールできる範囲を少しづつ広げることが大事です。例えばあれしよう、これしようと想いながら月曜の朝に会社に着くと、上司から指示が飛んできて自分の思い通りにいかなくなることがあると思います。では、どうすればいいか。前の週に「来週はこれをやります」と上司に宣言しておけばいいんです。あるいは、「部の予定を私が管理しましょう」と上司に申し出るのもいい。スケジューリングは雑用ではありません。全体が見えますし、スケジュールを先に確定すればコントロールしやすくなります。

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この特集には、NPO法人知的生産の技術研究会で一緒に活動していた人たちが登場していた。
「週末の達人」・小石雄一さんと、「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」の大橋悦夫さんだ。
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朝は会議。そのまま先生達と教員ラウンジで歓談。樋口、諸橋、豊田、今泉。コーヒーを入れてくれた豊田先生の新著の話題。多摩学研究会の話題、、、。