厳しいスケジュールの一日だった。
朝8時から九段で学長出席の教育検討会議。9時過ぎで中座し市ヶ谷の国際協力機構(JICA)で9時半から13時まで専門家派遣前研修講師。その後、14時から17時半まで新宿のJR東日本本社で研修講師。
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JICAでは、受講者は20代後半から60代前半までの29名。途上国支援には実に様々の分野があり、国づくりは一筋縄ではいかない大プロジェクトであることを実感する。ご苦労なことだ。テーマは「図解思考を用いた国際コミュニケーション力の向上」。
今回は、農水省、東大、新潟県警、文部科学省、弁護士法人、岐阜県警、愛媛県警、福岡市、介護老人保健施設、JICA、などが現在の所属だ。
指導分野は、地域保健、環境管理、平和機構。紛争予防、防災プログラム、経済基盤整備、警察科学捜査、民事訴訟、国際保健、雇用創出、援助プログラム、教育計画、指紋採取、、植物形質評価、圃場水管理、インフラ、医療保保健、、、。
派遣国は、ニジェール、モンゴル、中国、ミャンマー、コンゴ、フィリピン、タイ、東ティモール、ラオス、ウガンダ、マラウイ、ベトナム、ジブチ、イラン、、、、。
個人的には警察関係者との接触が興味深かった。現地からの報告も楽しみだ。以下、アンケートの回答から。
- 対象となる農民へは、文字も読めない方々も多く、イメージする方が伝わりやすいかと思います。また頭にも残ります。
- 対外的な説明の多い仕事をしている私には大変参考になりました。
- 派遣前に少し手を加え、任期中にも変更を加えて完成させたいと思います。
- 以前、本を購入したことがあったので受講できてよかったです。
- 自分の考えが客観化され、より深く考えられることに驚きました。
- 外国では絶対に有効だと思う。
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JR東日本。今回も114名と受講者が多い。東京・横浜・八王子・高崎・大宮・水戸・千葉・仙台・盛岡・秋田・新潟・長野の各支社の若い30歳前後の男女社員。
昨年「基礎編」を受講した人が受ける「応用編」研修。材料は、中期計画なのでなかなか難しいテーマであったが、熱心に取り組んで貰った。
終了後、ビールを飲みながらの懇談会にも出席。横浜支社の社員らと歓談。