渡部昇一「決定版 日本史」(育鵬社)

渡部昇一「決定版 日本史」(育鵬社
育鵬社の歴史教科書「新しい日本の歴史」の副読本。「大人のための歴史教科書」として出版。

決定版・日本史

決定版・日本史

徳富蘇峰は、「近世日本国民史」を書いたが、明治時代を書き遺すために織田信長(1534-1582年)の時代から始めて西郷の西南戦争(士農と農商の戦い)と大久保利通の暗殺までを書いている。
内藤湖南は11年続いた応仁の乱(1467年)以後の歴史を知っていれば十分と言っている。渡部昇一も前後では日本の貴族・豪族が入れ替わってしまった応仁の乱から近世が始まるとみている。この本は渡辺による「通史」である。通史の条件は「史観」があることだそうだ。
以下、調べるべきこと。