津波で壊滅した道の駅大谷海岸はまなすステーション

道の駅津山もくもくランドの西條駅長のご自宅に泊めていただいて遅くまで談論風発

朝食後、出発しまず追分温泉で朝風呂。南三陸津波被災者とボランティアを受け入れている。

南三陸町から住吉町へ続くの惨状を見ながら北上し、道の駅大谷海岸はまなすステーションに予定より早く到着。

この道の駅は最も海に近い道の駅というフレーズでPRしてきたが、それが仇となり津波の直撃で壊滅した。頑丈そうな建物だが、内部は津波の威力でめちゃめちゃになっている。そとから覗くと内部の先にきれいで穏やかな海が煌めいているのが見えて、潮騒の静かな音が聞こえる。建物の近くのはまなすの花の白さが目に染みる。みやぎ黄金海道大谷海岸駅という曲がった
看板が虚しい。鉄道のレールも途中で切れてしまっている。

近くの大谷郵便局も津波で壊滅した当時のままの姿で放置されている。机、椅子、書類、何かのトロフィーなどが散乱して津波襲来の時の時間が固定したような景色だ。

13時から倉本駅長にインタビュー。つい先日前任の駅長のから引き継いだ新しい駅長。 惨憺たる状況を楽しい語り口で語っていただいた。途中で駅長さんの友人で消防署長として現場指揮にあたった菊田さんも見えて輪に入っていただいた。

電気、ガス、灯油、軽油などエネルギーは分散型にしてミックスで使うべき。津波感知器のアイデア。石油販売業者の地下タンクの油の活用、、、。

気仙沼へ続く45号線を北上。道路に沿って植えてある花の赤が眩しい。

286号線で一関市の道の駅川崎。町の中に他の商業施設と並存するタイプの道の駅。品物の工夫も随所に見られる。全員で見物しながら観察する。岩手県知事選の共産党候補者が現知事の批判をしていた。

宿に到着。夕食後、集まってインタビュー内容の整理に精をだす。