知研セミナー「英語に強くなるためのダブルセミナー」

NPO法人知的生産の技術研究会(知研)の例会セミナーを九段の文庫カフェで開催。

テーマは、「英語力」。
2人のうち1人の講師は、会員でもある池辺八洲彦(筑波大学名誉教授)さんを予定していたが、事情により「英語力本当のところ 入門」http://iiamsurf.u-aizu.ac.jpの共同著作者である娘さんの池辺淑子さん(東京理科大准教授)につとめていただいた。TOEIC980点。

またもう一人は、同じく会員の水谷弘隆さんでこの9月から外資系のノボノルディスクファーマ(株)に転職した。旭化成勤務から、英語に挑戦したことによって36歳での英国留学、転職、著作活動(現在2冊。新作「30歳からの英語勉強法」)と人生が展開しつつある人だ。TOEIC920点。

池辺さん。

  • 英文書制作の全行程。1.素材を準備。2.視点を決めて組み立てる(図解は有力ツール)。3.英語で表現する(図解をもとに直接英文を制作も)
  • 三種の神器。1.電子辞書:セイコーSR G10001(30種類の辞書を内蔵)。2.ワトキンス辞書(先史語源と派生語の系統的分類)。3.寺澤芳雄 英語語源辞典(通常語源の解説)。
  • 多読のすすめ:アガサ・クリスティ

水谷さん。

  • グローバル人材は800点。求めるレベルが600点から730点にあがってきた。
  • 英語の社内公用語の動き。採用企業はランキング急降下。だが、公用は会議等、会社で使う英語は限定的、努力と慣れでなんとかなる。
  • Globish(1500語でOK,,)
  • Language8
  • skypeの利用(フィリピン、、)
  • 茅ケ崎式月刊英語教本
  • TOEICは毎回受験

終了後は、懇親会。

このところ随分と英語から離れているが、これを機会にまずツールをそろえてみようか。

文庫カフェの本棚。