気に入った格言の蒐集。
- 人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うにはばかばかしい。重大に扱わなければ危険である。(芥川龍之介)
- 自由は山嶺の空気に似ている。どちらも弱い者にはたえることはできない。(芥川龍之介)
- 人生は一冊の書物に似ている。ばか者たちはそれをいそいでぺらぺらとめくっていくが、かしこい人間は、念入りにそれをよむ。なぜならば、彼らはただ一度しかそれをよむことができないことを知っているから。(ジョン・パウル)
- 人は城、人は石垣、人は堀、なさけは味方、あだは敵なり。(武田信玄)
- 教える能力というものはおもしろく教えることである。(アインシュタイン)
- 知恵は経験の娘である。(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
- その理論が経験によって裏づけられない思索家の教訓をさけよ。(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
- 病気の境涯に処しては、病気を楽しむということにならなければ生きていても何の面白味もない。(正岡子規)
- 私たちは精神の窓をあらゆる方向にあけはなたなければいけないが、そこから吹きとばされてはならない。(ガンジー)
- 家庭の不幸はどんなときでも、一つだけではすまないものである。(ドストエフスキー)
- 頭の悪い人には他人の仕事がたいていみんな立派に見えると同時に、又えらい人の仕事でも自分に出来そうな気がするので、おのずから自分の向上心を刺激されるということもあるのである。(寺田寅彦)
- 不断に疑問を抱くことこそ知恵に対する最初の鍵である。(アベラルズス)
- 真実にわれらの思想をうつす鏡はわれらの日々の生活である。(モンテーニュ)
- 我必ずしも聖にあらず、彼必ずしも愚にあらず、ともにこれ凡夫のみ。(聖徳太子)
- 順境は、我能力の達し得る範囲にあるものにして、返て我力を減殺するものなり。逆境は、我能力の達し得る範囲外にあるものにして、反て我力を増長するものなり。(清沢満之)
- 人は人吾は、吾なりとにかくに吾行く道を吾は行くなり。(西田幾太郎)
- 教えて化すれば、化、及び難く、化して教うれば、教、入りやすし。(佐藤一斎)
- 人は教えることによって、最もよく学ぶ。(セネカ)
- 師は必ず弟子の問を待ちて言を発するなり。(道元)
- 世間は活きている。理窟は死んでいる。(勝海舟)
- 禍は口より出でて身を破る。福は心より出でて我をかざる。(日蓮)
- おまえは、史記などに書いてあることを信用するか。(山本周五郎)
- よい主人は、智恵ある者を使い、健気な者を使い、欲に耽る者をも使い、愚痴なる者をも捨てずして、それぞれの用に応じて使うぞ。(天草版「金句集」)
- 汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼすのである。(山本夏彦)
- 現代は思想家よりも思想仲買人の方が幅を利かせている世の中である。(林達夫)
- 他人の悪を能く見る者は、己が悪これを見ず。(足利尊氏)
- 人は善くも言われ、悪くも言われるのがよい。(三宅雪嶺)
- 本を読んだら、そこに書いてあることを絶えず実際の問題に当てはめ、自己の思考力を訓練し、学問を実際に応用する術を習得しなければならない。(石橋湛山)
- 長い文章なら、どんな下手でも書く事ができる。文章を短く切り詰める事が出来るようになったら、その人は一ぱしの書き手である。(薄田泣菫)
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大学で多摩大総研の会議。
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