町田周遊:武相荘。西山美術館(ロダン・ユトリロ専門館)

八王子市長選挙で投票。
3人がすべて無所属。そこで一句。
 なんだこりゃ みんな無所属 市長選

町田市民会館。
鶴川の市民会館で妻の公文の習字教室の年賀状作品が展示されているということで一緒に見に行く。

藤田留吉の碑。
市民会館の脇に碑があった。土木業で巨万の富を築いた人物が故郷の学校建設のために二千坪の土地を寄贈したという碑が建っていた。この人はどういう人だろう。
「財が過ぎれば子孫たちにわがままな心が芽生える。おごることなく仕事に精をだすことこそ家を守る道である」

武相荘
この武相荘も三度目か。

田の字の民家は家族の成長に従って土間を洋間に変えたり変化させていける。なるほどそういう知恵が古い日本の民家にはある。家族の成長に沿って家を売り買いしてきたがこれは失敗だったかも知れない。
白洲次郎は57歳で東北電力会長を退いてから、軽井沢ゴルフクラブの理事長になって人生を楽しんだ。その通勤手段として使ったポルシェ911の同型のクラシックカーが飾ってあった。次郎はやや距離のある田舎に住んで中央を見つめ、何かあったら出ていくというカントリージェントルマンという生き方。正子は晩年はこたつ式の机で韋駄天のように執筆三昧の日々を送った。

変なバス。

行先は多摩市。ナンバーは八王子市。バス会社は神奈川中央バス。そして走っているのは町田市。何か変だな?

西山美術館。
道を間違えて走っていたら、知らない美術館に着いた。これがとんでもないしろものだった。

ロダンユトリロ専門館で、ロダンの彫刻52点。ユトリロの絵画76点が展示されていた。ナックという会社の創業者に西山由之(1942年生まれ)という人が6年前に建てた美術館。6千坪の広大な敷地。

ロダン作品。鼻のつぶれた男、考える人、青銅時代、バルザック、バスティン・ルパージュ、永遠の青春、、。ロダンは77歳でローズ・ブーレと結婚式を挙げるが、その15日後に73歳の妻は死去し、本人もその年に77歳で死去する。ロダンについてはもっと勉強の必要がある。
この美術館では40万円のマイセンのカップで紅茶などを楽しめる。