多摩大学地域プロジェクト発表祭--増加、広がり、深まり

2011年度の多摩大学地域プロジェクト発表祭が開催された。
2009年度11件、2010年度15件、そして2011年度は、20件と発表プログラムは順調に増え続けている。専任教員9・非常勤2の教員が関わっている。数量的な増加とともに、多摩市・多摩ニュータウン(14件)、広域多摩(4件)へのフィールドとしての広がり、そして地域の多くの企業・行政・団体・学校などへのアプローチの深まりが感じられるようになったのは嬉しいことだ。
問題解決力を身に付けさせることを目標としたプロジェクト型学習が根付き始めたと思う。地域の方々も多数参加されて、活発な質問や感想をいただいた。今回は、提携協定を結んでいる関西・奈良の手塚山大学からの教授と広報の方も見えて、丸一日参加された。私のホームゼミは3件の発表。

以下、案内文から。
多摩大学では地域活性化マネジメントセンター(CRD)を中心に「プロジェクト型地域学習」を推進しており、3 年目を迎えました。2011 年度は、多種多様な20 のプロジェクトが多摩地域を主なフィールドとして展開されました。3 年目ということで、継続的に同じテーマを発展させているプロジェクトがある一方、新たなプロジェクトも多く加わり、「地域プロジェクト」という取り組みが着実に、蓄積と新陳代謝を行っていることを実感しております。
この度は、下記のとおり、「2011 年度 多摩大学地域プロジェクト発表祭」を行い、その成果を地域の皆様と共有する機会を設ける運びとなりました。行政、企業、NPOの皆様にも是非ご出席いただき、交流を深めるとともに、新しいプロジェクトが生まれるきっかけづくりになれば幸いでございます。

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10:00 開会の挨拶 諸橋正幸 地域活性化マネジメントセンター長
(1) 『多摩地区にクラシック音楽を!』 樋口裕一ホームゼミ
(2) 『多摩市サイクルマップ制作プロジェクト』 梅澤佳子ホームゼミ
(3) 『東京にしがわ大学の授業を企画しよう』 中野未知子プロジェクトゼミ「実践知的プロフェッショナルゼミナールOUTPUT」
(4) 『Enjoy! Puroland again!』 齊藤T裕美ホームゼミ
(5) 『若者たちのメッセージ−未来に向けて理想となる多摩市の姿−スピーチ大会』梅澤佳子ホームゼミ
(6) 『Let's GO-ya プロジェクト−多摩市におけるゴーヤ・グリーンカーテンの教育効果調査−』中庭光彦ホームゼミ
(7) 『多摩の手土産づくり支援』 久恒啓一ホームゼミ
(8) 『サンリオピューロランドの課題解決イベントの企画・運営』松本祐一プロジェクトゼミ「集客施設マーケティング
(9) 『東京ヴェルディの地域活動支援』 久恒啓一ホームゼミ
(10) 『多摩うどん「ぽんぽこ」プロジェクト』 梅澤佳子ホームゼミ
(11) 『中里介山白洲次郎から考える多摩地域寺島実郎インターゼミ「多摩学グループ」
(12) 『近隣交流「七輪横丁」プロジェクト』 梅澤佳子ホームゼミ
(13) 『東北「道の駅」大震災研究プロジェクト』 地域活性化マネジメントセンター
(14) 『アニメによる街づくり立川プロジェクト』 齊藤T裕美ホームゼミ
14:45 招待発表 『生駒山上遊園地の衰退と再生の可能性』(帝塚山大学 経営情報学部 姜聖淑ゼミ)
(15) 『親と子のコーチング』 飯田健雄ホームゼミ
(16) 『多摩市防災マップの作成』 久恒啓一ホームゼミ
(17) 『みんなの菜園プロジェクト』 梅澤佳子ホームゼミ
(18) 『多摩ニュータウンコミュニティサロン創出プロジェクト/貝取・豊ヶ岡団地 みんなでお食事/永山名店街・週末のバール創出構想』片桐徹也プロジェクトゼミ「公民連携ビジネスプランニング」
(19) 『ドトール・プロジェクト』 酒井麻衣子ホームゼミ
(20) 『多摩市市制施行40 周年記念ハッピーフォトモザイクアート』松本祐一プロジェクトゼミ「地域プロジェクトマネジメントの手法」
16:30 コメンテーターからの総括 (20 分)
16:50 閉会の挨拶 久恒啓一 地域活性化マネジメント副センター長
17:30 パーティ開始(19:00 終了)